パッケージ: dbus (1.16.0-1)

[ ソース: dbus  ]

シンプルなプロセス間メッセージングシステム (システムメッセージバス)

D-Bus はメッセージバスであり、アプリケーション間でメッセージを送信するために 利用されています。概念的には、複雑さの点から raw ソケットと CORBA の間に 位置します。

D-Bus は、ブロードキャストメッセージ、(レイテンシを低減する) 非同期メッセー ジ、認証などをサポートします。オーバーヘッドを抑えるよう設計されており、 メッセージは XML ではなく、バイナリプロトコルを用いて送信されます。D-Bus は メッセージに対するメソッドコールマッピングをサポートしますが、必須ではして いません。これにより、このシステムを非常にシンプルに使うことができます。

GLib, Python, Qt や Java を含む複数のバインディングが付属します。

このパッケージはアクティベーションサポート付きの十分な機能を備えた D-Bus システムバスを提供し、システムサービス間の通信に使われます。 また D-Bus の参照実装の他のコンポーネントのほとんどに依存しています。

完全な D-Bus セッションバスを提供するには、 dbus-session-bus 仮想パッケージを実装するパッケージのひとつ、 例えば dbus-user-session をインストールしてください。 推奨の実装は default-dbus-session-bus 仮想パッケージが示しています。

タグ: ソフトウェア開発: RPC, 実装言語: C, ユーザインタフェース: デーモン, ネットワークプロトコル: protocol::TODO, role::program

その他の dbus 関連パッケージ

• dep: init-system-helpers (>= 1.54~)

  全 init システム用ヘルパーツール

• dep: base-files (>= 13.4~)

  Debian 基本システムの各種ファイル

  または usr-is-merged (>= 38~)

  Transitional package to assert a merged-/usr system
  以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: base-files, usrmerge

• dep: dbus-bin (= 1.16.0-1)

  simple interprocess messaging system (command line utilities)

• dep: dbus-daemon (= 1.16.0-1)

  simple interprocess messaging system (reference message bus)

• dep: dbus-system-bus-common (>= 1.16.0-1)

  simple interprocess messaging system (system bus configuration)

• dep: libc6 (>= 2.34)

  GNU C ライブラリ: 共有ライブラリ
  以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: libc6-udeb

• dep: libdbus-1-3 (= 1.16.0-1)

  シンプルなプロセス間メッセージングシステム (ライブラリ)

• dep: libexpat1 (>= 2.1~beta3)

  XML パース用 C ライブラリ - ランタイムライブラリ

• dep: libsystemd0

  systemd ユーティリティライブラリ

• sug: default-dbus-session-bus

  以下のパッケージによって提供される仮想パッケージです: dbus-user-session

  または dbus-session-bus

  以下のパッケージによって提供される仮想パッケージです: dbus-user-session, dbus-x11

dbus のダウンロード

すべての利用可能アーキテクチャ向けのダウンロード

アーキテクチャ	パッケージサイズ	インストールサイズ	ファイル
armhf	66.3 kB	168.0 kB	[ファイル一覧]