パッケージ: libmnl0 (1.0.5-3) [debports]
最小構成の Netlink コミュニケーションライブラリ
libmnl は最小構成の Netlink 開発者向けユーザースペースライブラリです。 Netlink ヘッダおよび TLV には共通の繰り返し現われて間違い易い、パースや 検証、構築に関わるタスクがあります。このライブラリの狙いは、コードの 再利用を可能とし、車輪の再発明を避けるためのシンプルなヘルパの提供です。
このライブラリの主要な特徴を次に挙げます。
小ささ: 共有ライブラリは x86 ベースのコンピュータ上で約 30KB しか必要としません。
単純さ: 複雑さを避け、Netlink の詳細を隠蔽できるよう抽象化されています。
使い易さ: Netlink 関連の開発を単純化します。ソケットの取り扱いや メッセージ構築、検証、パース、シーケンス追跡などを簡単にする 関数を提供します。
再利用し易さ: このライブラリ上に独自の抽象化レイヤーを構築できます。
非干渉: ライブラリの主要構成ブロック間の相互依存性は低減されています。 すなわち、ライブラリは多数のヘルパーを提供しますが、それらを使うことを 強制されることはありません。
本パッケージには最小構成の Netlink コミュニケーションライブラリを使用する プログラムの実行に必要な共有ライブラリが含まれます。
その他の libmnl0 関連パッケージ
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- dep: libc6.1 (>= 2.4)
- GNU C ライブラリ: 共有ライブラリ
以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: libc6.1-udeb