パッケージ: clamav (0.103.9+dfsg-0+deb10u1) [security]

[ ソース: clamav  ]

Unix 向けアンチウィルスユーティリティ - コマンドラインインターフェース

Clam AntiVirus は Unix 向けアンチウィルスツールキットです。このソフトウェアの 主な目的は、メールサーバとの統合 (添付ファイルのスキャニング) です。 clamav-daemon パッケージは柔軟性が高くスケーラブルなマルチスレッドデーモンを、 clamav パッケージはコマンドラインツールを、そして clamav-freshclam パッケージは インターネット経由での自動更新ツールを提供します。プログラムは libclamav に依存しており、このライブラリは他のソフトウェアからも利用できます。

本パッケージには、以下のコマンドラインインターフェースが含まれます。機能一覧:

 - Zip, Tar, Gzip, Bzip2, OLE2, Cabinet, CHM, BinHex, SIS などを含む各種
   アーカイブフォーマットを組み込みサポート;
 - ほとんどすべてのメールファイルフォーマットを組み込みサポート;
 - ELF 実行ファイルと UPX, FSG, Petite, NsPack, wwpack32, MEW, Upack により
   圧縮されたり、SUE, Y0da Cryptor などで難読化された Portable Executable
   ファイルを組み込みサポート;
 - Microsoft Office および Mac Office ファイル、HTML, RTF, PDF を含む有名な
   文書フォーマットを組み込みサポート。

スキャンを有効にするには、ウィルスデータベースが必要です。 ウィルスデータベースの取得には、次の 2 種類の方法があります:

 - clamav-freshclam: インターネットからデータベースを更新。
   インターネットアクセスが利用できる場合にお勧めです。
 - clamav-data: インターネットアクセスが利用できないユーザ向け。いったん
   インストールすると更新されません。clamav-getfiles パッケージにより、
   インターネットに接続されたコンピュータからカスタムパッケージを作成できます。

その他の clamav 関連パッケージ

• dep: clamav-freshclam (>= 0.103.9+dfsg)

  Unix 用アンチウィルスユーティリティ - ウィルスデータベース更新ユーティリティ

  または clamav-data

  以下のパッケージによって提供される仮想パッケージです: clamav-freshclam

• dep: libc6 (>= 2.28)

  GNU C ライブラリ: 共有ライブラリ
  以下のパッケージによって提供される仮想パッケージでもあります: libc6-udeb

• dep: libclamav9 (>= 0.103.9)

  anti-virus utility for Unix - library

• dep: libcurl4 (>= 7.16.2)

  使いやすいクライアントサイドの URL 転送ライブラリ (OpenSSL フレーバ)

• dep: libjson-c3 (>= 0.10)

  JSON 操作ライブラリ - 共有ライブラリ

• dep: libssl1.1 (>= 1.1.0)

  Secure Sockets Layer ツールキット - 共有ライブラリ

• dep: zlib1g (>= 1:1.2.3.3)

  圧縮ライブラリ - ランタイム

• rec: clamav-base

  anti-virus utility for Unix - base package

• sug: clamav-docs

  Unix 向けアンチウィルスユーティリティ - ドキュメント

• sug: libclamunrar

  anti-virus utility for Unix - unrar support

clamav のダウンロード

すべての利用可能アーキテクチャ向けのダウンロード

アーキテクチャ	パッケージサイズ	インストールサイズ	ファイル
amd64	176.8 kB	779.0 kB	[ファイル一覧]
arm64	172.3 kB	775.0 kB	[ファイル一覧]
armhf	158.5 kB	567.0 kB	[ファイル一覧]
i386	172.7 kB	683.0 kB	[ファイル一覧]